実施事業

① スポーツと平和 ② SDGsと教育 ③女性の権利、の三つの柱で、公開イベントやワークショップなど、ユニタールと協働で事業を行っています。

1 スポーツと平和

2020年度事業

オンラインフォーラム「私たちの未来を創るために~25年後の未来を見据えたスポーツと平和~」

オンラインフォーラム「私たちの未来を創るために~25年後の未来を見据えたスポーツと平和~」が2021年3月25日に開催されました(国連ユニタール広島事務所、広島テレビ、国連ユニタール協会共催)。国連創設75周年とともに、広島の被爆から75年を迎えた2020年を振り返り、平和な未来と持続可能な開発目標(SDGs)にどのように働き掛けていくことができるか若者の視点を中心に語り合いました。

2 SDGsと教育

国連ユニタール広島青少年大使育成事業

現在新型コロナウイルス感染症により、世界情勢は不確実性を増し、私たちのライフスタイルは変容の岐路に立っています。この類を見ない変革期において世界では、世界の実情を理解し、地球全体が持続的に発展していく手法を他の人々と協働し、模索していく若きリーダーたちを必要としています。 国連訓練調査研究所(ユニタール)広島事務所は、中四国地方唯一の国連機関として、イラクや南スーダン等の紛争当事者国の人々に人材育成の研修を実施するとともに、持続可能な開発目標(SDGs)の実現に向けた取り組みを行っています。国連ユニタール青少年大使育成事業は2010年に開始して以来2020年に至るまで、累計98名の高校生に研修を提供してきました。2016年までは広島の代表となる大使を2名選び、広島の若者としての声を世界に発信していく形をとっていました。2017年以降は研修事業として、SDGsやグローバル市民としての能力を培うことに焦点を当て、20名程度の高校生に対しユニタールの知見を活かした研修を実施するようになりました。時代の変化に対応しながら研修の提供手法を変えており、多くの修了生たちが、研修後も様々な活動を続けています。

  

2020年度事業については:こちら

2021年度事業については:こちら

ポストコロナ時代に向けたIdeas That Matters Series

今までユニタールでは、公開セッションシリーズ「Ideas That Matter」を実施してきました。国連創立/被爆75周年の節目の年でもある2020年度は、ポストコロナ時代に私たちがどのように感染症をはじめとした急激な世界の変化に立ち向かい、持続可能な開発目標(SDGs)を達成していくか道筋をつけることを目的として、本シリーズを実施します。

2020年度事業については:こちら

3 女性の権利

キャンペーン「アフガニスタンの女性に研修機会を」 2021年度~2022年度

2021年10月から11月にかけてアフガニスタンの女性に研修機会を提供するために寄付を募りました。皆様にお寄せいただいたご寄付を2022年4月、首都カブールにある女性のための教育機関Moraa Educational Complex(MEC)に送り、MEC、国連ユニタール、国連ユニタール協会が共にプログラムを実現することとなりました。4月16日から8日間の日程で25名の女性が実地で学んでいます。これに先立ち、14日に行われたユニタール協会とMECとの連携を確認するセレモニーでは、MECの代表者がプログラムへの意欲とユニタール協会はもとよりご支援いただいた皆様への感謝の意を表してくださいました。皆様からお寄せいただいたご厚意に改めて心より感謝申しあげます。

Waffle Camp × SDGs 2021年度

持続可能な開発目標(SDGs)をより深く理解し、自身や周囲の行動変容などについてウェブサイトを自作して発信するためのワークショップを、広島県内に在住、もしくは県内の学校に通う女子高校生を対象に実施しました。広島西ロータリークラブと日本財団のご支援のもと、一般社団法人Waffle、一般社団法人国連ユニタール協会、国連ユニタール広島事務所が共催によるものです。
詳しくは写真をクリックください。
ジェンダー平等やデジタル格差是正の観点から、女性のSTEM(科学技術・工学・数学)教育推進は現在国連が重視している分野でもあります。本プログラムが、広島の時代の女性のリーダー育成に貢献することを切に願っております。