
佐々木 茂喜
理事長
1959年、広島県広島市出身。広島修道大学卒業後、オタフクソース株式会社入社。本社工場製造部、営業本部長などを経て、2005年にオタフクソースの代表取締役社長に就任。2009年持株会社移行に伴い、オタフクホールディングス代表取締役社長を兼任。2015年から現職に専任。広島経済同友会代表幹事(2017年~2021年)、一般社団法人広島県観光連盟代表理事会長(2017年~)。
私はこれまで、日本食の普及と原料調達を目的に世界各国を巡ってきました。その際広島からの訪問を述べると、欧米の国では「悲しい歴史」として哀悼の意を述べられます。しかしながらアジアやその他の開発途上の国では、「あの廃墟からどうやって復興したのか」と敬意のまなざしで問われます。平和都市広島には、二つの意義があること身をもって知りました。日本で唯一広島に拠点を置く「国連ユニタール」の存在とその活動を更に広めて参ります。
池田 秀雄
理事
1951年、広島県神石高原町出身。広島大学大学院理学研究科博士課程中退後、同大学理学部附属植物遺伝子保管実験施設助手、同大学附属中・高等学校教諭、同大学教育学部福山分校講師、同大学教育学部教授などを経て、2004年から同大学大学院国際協力研究科教授、2008-2012年同研究科長。国際協力機構(JICA)のプロジェクトでアジア・アフリカを中心に各地で専門家として活躍。現在は広島大学名誉教授。
アジア・アフリカの開発途上国を対象にして、理科教育改善の教育・研究を進めてきました。開発途上国の持続発展のためには、人材開発が重要と考えます。日本は明治以降、先進諸国の科学・文化を取り入れてここまで発展したわけですが、途上国の方々には、その過程の良いところも悪いところも含めて紹介することにしています。教育セクターの支援では、細くても息の長い国際協力が必要だと思います。

湊 晶子
理事
1932年生まれ、神戸市出身。東京女子大学卒業後フルブライト奨学生としてホイートン大学大学院、NHK教育テレビ英語会話中級講師、ハーバード大学客員研究員、東京基督教大学名誉教授、東京女子大学教授・学長。2014年より広島女学院院長・学長。NPO法人ワールド・ビジョン・ジャパン理事。ホイートン大学より名誉博士号授与。瑞宝中綬章受章。

小松 節子
理事
1960年、広島県広島市出身。株式会社メンテック(現株式会社メンテックワールド)監査役、取締役、副社長を経て2003年から代表取締役に就任。広島県労働委員会使用者委員、広島地方労働審議会委員、学校法人鶴学園評議員、広島アセアン協会副会長、中国経済連合会国際委員会副委員長、西条ロータリークラブ副会長、サンフレッチェ広島東広島後援会会長、東広島地域職業能力開発協会理事。
国連訓練調査研究所(ユニタール)広島事務所は世界初の被爆地広島の宝ものです。私の母は広島市内で被爆し、私は被爆2世です。母は「戦争ほど悲惨なことはない。戦争を絶対に起こしてはいけない。広島であった事をより多くの人達に、世界の人達に後世まで伝えていかなくてはいけない。」と繰り返し話して聞かせてくれました。私も母の遺志を受け継ぎユニタールの活動を支援して参ります。

植木 安弘
理事
1954年栃木県日光市出身。上智大学外国語学部ロシア語学科卒、コロンビア大学で修士号、博士号 (Ph.d.)取得後、国連事務局広報局広報官、ナミビア独立のための国連移行支援団で選挙監視要員、日本政府国連代表部政務班、南アフリカの国連派遣団で選挙監視活動支援、国連事務総長報道官室、広報局(パレスチナ・人権課、平和安全保障課長、プログラム・サポート課長、国連広報サービス部チーフ)などを歴任。国連退職後、2014年から上智大学総合グローバル学部教授を経て、2020年より上智大学グローバル・スタディーズ研究科教授(現職)。専門は国際関係論。

南部 真希也
理事
1984年生まれ、東京都出身。2013年に株式会社パソナに入社し、新規事業や地方創生事業に携わる。2018年より、現所属の(株)パソナ グローバル事業本部 本部長として、国内における海外事業全般をマネジメントすると共に、海外子会社の統括管理業務も担当する。2022年より(株)パソナグループ 取締役常務執行役員 国際業務本部 本部長 兼 経営企画本部 副本部長 兼 淡路未来構想本部長に就任。パソナグループの海外戦略や淡路未来構想について担当する。