新理事長の就任について

一般社団法人国連ユニタール協会理事長に、オタフクホールディングス株式会社 代表取締役社長の佐々木茂喜氏が就任致しました。 2019年の設立以来、大島賢三氏が当協会を率いて参りましたが、昨春急逝され、現副理事長の上田みどり氏をはじめとする役員が 任務に当たって参りました。2022年1月12日の当協会理事会にて、佐々木氏の就任が正式に承認されましたので、ここにご報告申しあげます。
佐々木氏は、広島の戦後復興を象徴するお好み焼き文化を支えてきたオタフクホールディングスの社長として、世界的な視野で経営を進められてきたと同時に、 広島経済同友会の代表幹事を歴任、現在は一般社団法人広島県観光連盟の代表理事会長として、地域の活性化に尽力されています。
新理事長のもと、当法人一同、持続可能な開発目標(SDGs)達成や国連ユニタールを通じての広島と世界をつなぐ橋渡しにますます努力して参ります。今後ともご支援ご協力のほど、なにとぞよろしくお願い申しあげます。

【新理事長よりご挨拶】
故大島大使の後任というあまりに大きな務めですが、広島に生まれ育ち、両親がともに被爆者で 広島における使命を考え続けてきた私にとって、非常に意義深い役目をいただきました。
ジュネーブ、ニューヨークに次いで3番目のユニタールの拠点が広島にあることは、広島県民として誇りに思うべきことだと感じております。平和の発信を通じ、世界に向けて存在感と役割を増していくことに努めて参りたいと思っております。また、SDGsなどを切り口に地元経済界と国連ユニタール協会がどう連携していくことができるか模索していきます。

【略歴】
1959年、広島県広島市生まれ。広島修道大学卒業後、オタフクソース株式会社入社。本社工場製造部、営業本部長などを経て、2005年にオタフクソースの代表取締役社長に就任。2009年持株会社移行に伴い、オタフクホールディングス代表取締役社長を兼任。2015年から現職に専任。広島経済同友会代表幹事(2017年~2021年)、一般社団法人広島県観光連盟代表理事会長(2017年~)。