
貧困をなくそう
友鉄工業は広島の鋳造メーカーであり、高度な技術を用いて素材開発から、鋳造、切削加工まで一貫生産をしています。プレス・ダイカスト金型鋳物、マンホール鉄蓋、土木建築資材などの製品を生み出しています。
鋳造は、スクラップ材の使用、電気炉による溶解が何度でも可能な「究極のリサイクル」技術です。当社では、古くなったマンホール鉄蓋の再利用も行い、広島県リサイクル認定を受けています。
マンホール鉄蓋は、下水道事業の資器材の一部として人間の営みを内に外に安全に守り続ける需要な役割を持ちながら、近年は「デザインマンホール」の普及により、人々の生活を豊かにすると同時に、街づくりや、観光資源としても役立っています。又、東南アジアのインフラ整備にも広げています。その素材であるダクタイル鋳鉄は、強度・耐久性・耐腐食性・長寿命性に優れ、持続可能な社会システムのインフラ構築による国土強靭化に貢献しています。
また、護岸工のための土木建築資材である鋳田籠(ちゅうたろう)も製造しています。鋳鉄から発生する二価鉄イオンは植物の育成に必ず必要で、治水をしながら海藻類の生育を助長し、魚の住処を生み出すことで、海の磯焼け対策に導きます。また、河川領域では災害復旧に役立つと同時に施工後は草木が生え、生態系を保護し、持続可能な社会システムに貢献します。
上記のような業務を通じての貢献に加え、カンボジアの貧困家庭の子供たちに無償で教育と給食を提供しているカンボジア「ひろしまハウス」を支援し、国際協力の一役を担っています。
<会 社 名> 友鉄工業株式会社
<事業内容> 土木建設コンサルタント業務等
<代表> 代表取締役 友廣 和照
<住所> 〒731-1142 広島市安佐北区安佐町飯室6151-1
トーホー株式会社は、世界のアート・アパレルシーンを彩るグラスビーズを製造販売しております。グラスビーズを通じて世界中のお客様に喜びと楽しみを提供する企業、また、新たなグラスビーズ文化を発信し、社員のみんなの自己成長を実現することを経営理念とし、私たちにできるCSR活動を行っております。
私たちの販売先であるタイのスラムに暮らす障害のある女性たちにグラスビーズワークを通じて自立を応援する、PENTA×FEEMUE。
Beadsの語源は古代の言語“祈り”であると言われています。ビーズワークは言葉の壁をこえた世界共通の楽しみです。ビーズワークを通じて世界平和を祈る、Peace Ring Project を展開しています。
弊社の工場が立地する安佐北区は、6年前大規模な豪雨により大きな被害を受けました。被害の軽減のためには里山の保水力を取り戻すため間伐材の有効利用が必要です。間伐材を有効利用したSDGsバッチを製造販売し、地域課題の解決の一助にする取り組みをおこなっています。
また、「in or U」=inoru (イノル)という、長崎の「asutorute(アストルテ)」との共同ブランドを立ち上げ、難病や傷害などを抱えて就労と向き合うクリエイターデザインの製造を手掛け、障がいや難病を起点にせず公平に社会とかかわるスタート地点の創出を目指しています。
グラスビーズはほんの2㎜足らずの粒ですが、それを足し合わせて掛け合わせることですばらしい作品になります。これからも、私たちができる小さな一歩に取り組んでいきたいと思っています。
(関連ページ)
http://www.toho-beads.co.jp/PeaceRing/PRJ.html
http://www.toho-beads.co.jp/information/new_item/2020/20200402_009073.html
<会社名> トーホー株式会社
<事業内容> グラスビーズ製造販売等
<代表者> 代表取締役 山仲 巌
<本 社> 〒733-0003 広島市西区三篠町2-19-19
中国新聞社は近く、「SDGs推進宣言」を掲げる準備を進めています。具体的な実践の一つとして、2021年春から瀬戸内を拠点に活動するアイドルグループ「STU48」と連携。メンバーと記者が現場を取材し、「私たちにもできるSDGs」を考える企画を、紙面と自社サイトで展開します。
弊社はこれまでも、SDGsの項目にも合致する、平和、環境、災害、安心安全、貧困などのさまざまな問題と向き合い、報道してきました。なかでも、1945年8月6日の原子爆弾投下により社員の約3分の1に当たる114人が犠牲となった被爆地の新聞社として、平和報道には特に力を注いできました。知られざる世界の核被害を伝えた連載「世界のヒバクシャ」(1989~90年)、被爆75年を経てなお未解明な被害に迫る「ヒロシマの空白」(2019年~)は新聞協会賞を受賞。原爆被害の実態と核兵器廃絶、恒久平和の願いを発信しています。
就職氷河期世代のため息や低賃金にあえぐ非正規公務員の苦境など、生の声を伝えるワッペン企画「この働き方 大丈夫?」(2019年~)は2020年、「反貧困ネットワーク」の貧困ジャーナリズム賞を受賞しました。瀬戸内海、中国山地の環境や過疎の課題も、大切なテーマです。連載「海に聞く 瀬戸内再生」(2016~17年)では、マイクロプラスチックの問題も主要題材としました。連載「中国山地」(2016年)「ムラを問う」(2008年)など、里山の暮らしをいかに継いでいくかの模索も続けています。
≪会社概要≫
<会社名> 株式会社 中国新聞社
<代表者> 代表取締役社長 岡畠 鉄也
<所在地> 広島市中区土橋町7番1号