SDGsゴール13:気候変動に具体的な対策を

 当社は、戦後の国土復興を目指して発足した広島市に本社を置く建設コンサルタントです。道路や港の社会インフラに関する調査や設計を生業としており、近年では頻発する災害から国土を守る防災施設の調査・設計や老朽化する橋やトンネルなどの維持管理業務、自然再生業務にも力を入れています。

兵庫県豊岡市には、野生のコウノトリが日本で最後まで生息していましたが、湿地環境の減少や農薬問題、餌の減少等により、1971年に絶滅し、その後、野生復帰に向けた様々な取り組みが行われてきました。

当社は、豊岡市を流れる円山川のラムサール湿地登録に関する業務やハチゴロウの戸島湿地整備に関する業務に携わるほか、長年にわたり企業のCSR活動として湿地や里山の整備、環境学習の指導等を行い、多様な生物の生息・生育環境の保全や再生に貢献しています。

<会社情報> 復建調査設計株式会社

<事業内容> 建設コンサルタント

<代表者> 代表取締役社長 來山尚義

<住 所> 〒732-0052 広島市東区光町ニ丁目10-11

「人間と自然を考える」を企業テーマとする荒谷建設コンサルタントは、道路や橋梁、河川護岸など私たちの生活に必要な社会基盤の整備や維持管理を行うための設計、調査、測量を、自然環境に配慮しながら進めています。

近年では気候変動により、深刻な自然災害が毎年のように発生しています。災害で道路や橋が寸断されると、避難や救援活動が妨げられ、長期にわたり住民の生命や生活が脅かされます。平常な暮らしをいち早く取り戻すため、弊社は災害時に国や地方自治体と素早く連携し、被災状況の把握と、迅速な復旧提案を行うよう取り組んでいます。

また弊社では、これまで数多く手がけた砂防ダム等の防災施設の調査・設計実績や、大学等の研究機関との連携により蓄積した技術的ノウハウを普段の暮らしにおいて役立てていただけるよう、防災教育の取り組みを進めています。学協会を通じてスタッフを学校や公民館へ派遣し、住民主体のハザードマップ作成のお手伝いをしたり、実際に起こった災害の被災状況をありのままにお伝えしたりすることで、自らが暮らす地域の防災について自ら考え、いざという時に生き延びる行動がとれるように教育支援をしています。

生活の源である水を生み出す“井戸掘り屋”として、大正5年1月に広島市十日市町で創業し100有余年。長年にわたって地域を支えてきた実績と信頼を糧に、これからも当社はみなさまの暮らしの安全と安心を守っていきます。

<会社名> 株式会社荒谷建設コンサルタント

<事業内容> 土木建設コンサルタント業務等

<代表> 代表取締役社長 荒谷 悦嗣

<住所> 〒730-0831 広島市中区江波本町4-22

 

友鉄工業は広島の鋳造メーカーであり、高度な技術を用いて素材開発から、鋳造、切削加工まで一貫生産をしています。プレス・ダイカスト金型鋳物、マンホール鉄蓋、土木建築資材などの製品を生み出しています。

鋳造は、スクラップ材の使用、電気炉による溶解が何度でも可能な「究極のリサイクル」技術です。当社では、古くなったマンホール鉄蓋の再利用も行い、広島県リサイクル認定を受けています。

マンホール鉄蓋は、下水道事業の資器材の一部として人間の営みを内に外に安全に守り続ける需要な役割を持ちながら、近年は「デザインマンホール」の普及により、人々の生活を豊かにすると同時に、街づくりや、観光資源としても役立っています。又、東南アジアのインフラ整備にも広げています。その素材であるダクタイル鋳鉄は、強度・耐久性・耐腐食性・長寿命性に優れ、持続可能な社会システムのインフラ構築による国土強靭化に貢献しています。

(友鉄マンホールクラブ)

また、護岸工のための土木建築資材である鋳田籠(ちゅうたろう)も製造しています。鋳鉄から発生する二価鉄イオンは植物の育成に必ず必要で、治水をしながら海藻類の生育を助長し、魚の住処を生み出すことで、海の磯焼け対策に導きます。また、河川領域では災害復旧に役立つと同時に施工後は草木が生え、生態系を保護し、持続可能な社会システムに貢献します。

上記のような業務を通じての貢献に加え、カンボジアの貧困家庭の子供たちに無償で教育と給食を提供しているカンボジア「ひろしまハウス」を支援し、国際協力の一役を担っています。

<会 社 名> 友鉄工業株式会社

<事業内容> 土木建設コンサルタント業務等

<代表> 代表取締役 友廣 和照

<住所>  〒731-1142 広島市安佐北区安佐町飯室6151-1

広島FMは広島県域のFMラジオ局です。「SDGs未来都市」に選定されている広島県の放送局として、企業・団体・個人によるSDGsに関する活動事例も放送で紹介するなど、さまざまなことに取り組んでいます。

広島で暮らす人々に向けて、音楽と情報を楽しく届けるメディアとして放送を続けています。リスナーの心に寄り添い、人や街が元気になるような音楽や情報を届ける番組作りを心掛けています。広島の放送局として、毎年8月6日には原爆関連の番組も制作するなど、平和な社会を実現するために世界へ発信し続けています。

 

広島FMでは地域団体や企業とタッグを組み、音楽やトークをお届けするもの、大人から子供まで楽しめるもの、人と人とのつながりを大切にできるものなど、様々なイベント事業に取り組んでいます。またスケジュールノートや食育ハンドブックなどオリジナル冊子の無料配布を行うなど、放送以外でも広島が前向きになれるような取り組みを続けています。

≪会社概要≫

 <会社名>広島エフエム放送株式会社

 <事業内容>広島県を中心とした瀬戸内地域のラジオ放送

 <代  表> 代表取締役社長 久保 雅史

<住  所> 〒734-8511 広島市南区皆実町1-8-2

<会社URL> http://hfm.jp/

 

中電技術コンサルタント株式会社は、土木、建築、電気・通信、情報および各種調査部門を擁する総合建設コンサルタントとして、環境・エネルギー、維持・管理、防災・減災、生活環境、情報通信、医療・介護・福祉など、さまざまな分野に取り組んでいます。

当社は、地球温暖化防止に配慮した事業活動と「横浜ブルーカーボン事業」の普及促進に貢献するため、横浜市独自のカーボン・オフセット制度を利用し、事業活動により排出された二酸化炭素(CO2)について、海洋資源の利用(わかめの地産地消等)によるCO2削減効果を活用し、カーボン・オフセット(埋め合わせ)を行いました。この制度の利用は、中国地域で初めてとなります。

「ブルーカーボン」とは、海洋の生き物(海藻・海草等)によって吸収・固定される炭素のことです。当社は、2012年度よりブルーカーボンに関する研究や業務に取り組んでおり、2019年度のブルーカーボンをテーマとした事業活動におけるCO2 排出量を横浜ブルーカーボン・オフセット制度で創出されたクレジット(地元産わかめの地産地消によるCO2削減効果、ハイブリッドタグボートへの代替によるCO2削減効果)を活用し、実質的にCO2排出ゼロの活動としました。

このような取り組みにより、当社が目指す低炭素社会の実現や持続的な海洋環境の保全、そしてブルーカーボンの普及促進に貢献します。当社の取り組みは、建設コンサルタントのみならず、今後全ての業界で低炭素・脱炭素を目指していく中で、先進的な活動であると考えられます。

中電技術コンサルタント株式会社は、今後も気候変動対策の取り組みを推進していきます。

動画:「ブルーカーボンを活用した持続可能なまちづくりを目指して」

 https://www.youtube.com/watch?v=9LOF9uXa-Rc

≪会社概要≫

<会社名> 中電技術コンサルタント株式会社

<事業内容> 土木建築の調査、測量、計画、設計及び工事管理

<代 表> 代表取締役社長 坪井 俊郎

<住 所> 〒734-8510  広島市南区出汐二丁目3番30号